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お茶の選び方

Chapter.02 いろいろなお茶

一言にお茶といっても「緑茶」「紅茶」「ウーロン茶」など様々なお茶があります。
でも同じお茶の木から作られたにもかかわらず味わいは相当に違います。
このことからも製法がいかにお茶の味に及ぼす影響が大きいかおわかりいただけると思います。
このページでは商品の製法による違いを簡単に説明したいと思います。

お茶の葉を仕上げる基本工程は「蒸す」「揉む」「乾かす」です。
この工程の最初に行われる「蒸す」時間の長短で、特徴のあるお茶が仕上がります。
さらに茶園の地形や土質により、茶葉の性質が異なるためそれぞれ最適な製法で作られております。

お茶の分類

お茶の分類は製造方法の違いをもとに大きく三つ(不発酵茶・半発酵茶・発酵茶)に分けることができます。
しかし、同じ製造方法でも蒸し時間や乾燥温度など様々な違いがお茶には顕著に影響しますので味わいは多種多様に枝分かれしていきます。

不発酵茶(緑茶)

蒸し茶

煎茶

日本茶の代表で、最も一般的なお茶。流通量の約85%を占める。

番茶

製法は煎茶と同じ。夏・秋摘みの比較的大きく硬めの茶葉を使ったお茶。成分が非常に豊富。

ほうじ茶

番茶や煎茶を強火で炒り、香ばしい香りをつけたもので、特に食後などに良いお茶。

玄米茶

番茶や煎茶に高圧で炒った米などを混ぜたもので、香ばしい玄米の香りがとても良いお茶。

玉露・かぶせ茶

よしず棚などで茶園を覆い、直射日光を避けて旨味を増し、苦味を抑えて育てた上品なお茶。

抹茶

玉露と同じように日光を避けて育て、蒸し・乾燥のあと、石臼でひいたもの。主に茶道で使用。

ぐり茶

製造の最終工程が煎茶と少し異なるため丸まった形になっている。さっぱりした味わい。

釜炒り茶

釜炒り茶

鉄製の釜で茶葉を炒って仕上げたもの。炒った香りが特徴で、主に九州地方で生産されている。

半発酵茶

ウーロン茶など

日本でもおなじみのお茶。ほうじ茶と同様に食後に飲むと口の中がさっぱりして良いお茶。

発酵茶

紅茶

茶の葉を完全発酵させて作ったもの。非常に香り高いお茶です。

緑茶の分類

荒茶がお茶の出発点。
仕上げ方で様々な種類がうまれます。
色々なお茶は荒茶を加工することで生まれてきます。
また、玉露のように育て方や抹茶のように加工が異なるお茶があります。

玉露や抹茶のように育て方や
加工が異なるお茶もあります。

摘み取る2〜3週間前に茶園を覆い、直射日光を遮ることで煎茶とは違った独特の味と覆香が生まれます。

葉を蒸した後、揉まずに乾燥させて石臼で挽き、粉にします。

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